子供の友達が遊びに来る=お昼ご飯もセットということ

海外子育て

子供の友達が家に遊びに来る時は、たいていお昼ご飯も一緒。地域や状況によってさまざまだと思いますが、我が家のケースをリポートします。

友達と学校からそのまま一緒に帰って来る

前回の記事に書いたように、ドイツの学校は基本的にお昼までです。13時頃に授業が終わると家に帰って、それからお昼ご飯。

放課後に友達とプライベートで遊びたい場合は、ほとんどが学校帰りにそのまま友達の家に行く、もしくは友達を連れて帰って来る、というパターンです。一旦それぞれの家に帰ってお昼ご飯を食べてから集合する、ということがありません。

学校が13時までと長いので、それから一旦家に帰って改めて集合となると遅くなってしまうからなのでしょうか? はっきりとした理由は分かりませんが、「平日に友達が遊びに来る=みんなのお昼ご飯も用意しなきゃいけない」ということで、母親の私にとってはちょっとしたプレッシャーになってしまいがちです。

るび
るび

お料理が得意でいつでもチャチャッと美味しいものが作れる人ならいいのでしょうけどね〜(苦笑)。例えば息子が友達3人連れてくるとなると、男子3人分のご飯をプラスαで作ることになるので、けっこうな量でもあります!(笑)

もちろんうちの子供たちが友達の家に行かせてもらうこともあるのでお互いさまだし、そうしょっちゅうあることでもないので、すごく大変!というわけでは決してないのですけれどね。

定番はピザ

ピザ

それでもやっぱり友達にご飯を出すとなると、あれこれ考えてしまうのは日本人だからでしょうか……?

でも、幼稚園の頃からやってきている、”お昼ご飯付きの子供たちの行き来”の中で、そんなに気にかけなくていい、わりと適当でOK、ということは分かっているので、意識して簡単なものを出すようにしています。

子供たちはむしろ簡単なものの方がいいみたいで、一番の定番はピザ! これはお誕生日会なんかでもそうですが、ピザはたぶん一番人気です。ドイツでは大人も子供もピザが大好きでよく食べます。(私も大好きです!)

うちの子供たちは、友達が好きじゃない料理を出してしまったら申し訳ないから、確実に(ほぼ)誰でも好きなピザにして、と言ってくることが多いです。しかも、具が何ものっていないマルゲリータをよくリクエストされます。

ドイツは昨今のベジタリアン/ヴィーガンブームの影響もあり、ベジタリアンの子もけっこういるので、マルゲリータにしておけば誰でも食べられる、ということのようです。うちの子供たち自身は、本当はハムやサラミがのってるピザが好きなのですが(笑)。

そしてこのピザ。生地から手作り、冷凍もの、宅配、と選択肢はいろいろありますが、よその家では友達が来たときに冷凍ピザを出すことも大いにあるような印象です。

まぁそれくらいの方がこちらも気を遣いすぎることもなく、楽でいいですね。

るび
るび

私は今まで、手作りピザ、ミートソースパスタ、じゃがいものオーブン焼き&ソーセージなどを出してきました。お肉を出す時は、事前にお肉OKか確認した上で。

時間がない時は、ほぼ出来合いの冷蔵ピザを出すこともあります〜。

よその家でご飯を食べること

食事

私が子供の頃は、友達の家に遊びに行くことはよくあっても、ご飯までごちそうになることはそう日常的にはありませんでした。そういった意味で、こちらではよその家でご飯を食べることは子供たちにとって、ある程度日常的なことだと言えると思います。

息子は友達と時間を過ごすことがとても好きなタイプだからか、よその家でご飯を食べることも好きみたいです。

反対に娘は人見知りなタイプだからか、友達の家でその家族も一緒にご飯を食べることがちょっと苦手、と言っています。自分の家に友達が来て、私達家族が一緒に食べる場合もです。嫌なわけではないけど、微妙に気まずい💦らしいです。分かる気はしますけど(笑)。

子供たちがまだ小さかった頃は、毎日のように近所の子供たちが集まって遊んでいて、友達の家でそのまま夕飯を食べて帰って来る、またはうちで友達が食べていく、ということがたびたびありました。

ここにはそういう文化?があるからか、子供たちが自然と「もっと遊びたい〜今日〇〇ちゃんと一緒に夕飯食べたい〜」といった発想になるのですね。

たまにならいいのですが、しょっちゅうだとちょっと……。日本の町で夕方5時に鳴るチャイムがドイツにもあったらいいのに〜と思ったりしていました(笑)。

るび
るび

あれは本当にいい仕組みだと思います。公園で遊んでいる子供たちが、チャイムが鳴ると自然に家に帰る光景、素晴らしいです!

娘の友達がお寿司を食べに我が家へ

寿司

放課後に、というわけではないのですが、先日娘の友達が休日のお昼にお寿司を食べに我が家に来ました。

その友達は娘が日本留学から帰ってきてから日本に興味津々らしく、「お寿司を食べてみたい」ということで、うちで簡単な手巻き寿司に挑戦してみることになったのです。

お刺身用の魚は簡単には手に入らないし、そもそも食べられるかも分からないので、玉子やツナマヨやアボカド、スモークサーモンなどの本当に簡単な手巻き寿司を用意しましたが、どれもモリモリ食べてくれました。

わざわざお寿司を食べにうちに遊びに来てくれたことが、とても嬉しかったです^^

友達関係の様子を見る良い機会

ご飯もセットでというのは正直少し大変な部分もありますが、でも子供たちの友達が時々家に遊びに来てくれるのは良いことだと思っています。なぜなら、子供の友達関係がどんな感じなのか見ることができるから。

子供が今仲がいいのはどんな子たちなのか。関係性はどうなのか。ご飯を一緒に食べればよりよく分かり、結果的に風通しのいい関係性が築けるような気がしています。

この記事を書いた人
るび

日本から留学でドイツに来て、ドイツ人の夫と結婚して、2人の子供を育てて……あっという間に20数年が経ちました。

子育てはまだもう少し続きますが(終わってほしくない!涙)、子育てが終わってしまう前に、過去のことを振り返りつつ、現在進行形で海外育児について書き留めていきたいと思います。

子供にできるだけ日本語を習得してほしいと思って子育てをしてきましたが、子供そして私自身の負担になりすぎない程度に、ゆる~くやっています。

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