ネット注文した商品の受取り時に不明な代金を請求された話

ドイツの暮らし

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とんちんかんな代金を請求される

先日ドイツのAmazonでノートパソコンを注文しました。

Amazonでは金額の大きいものだと、配送のお知らせとともに、受け取り時に必要なコード(番号)がメールで送られてくることがあります。玄関口でそのコードを配達員に口頭で伝えると、商品を引き渡してくれる仕組み。

そのようにして商品を受け取ったことが今までに何度かあり、今回のノートパソコンはそれらの商品より高かったので、またコードが送られてくるのかと思っていたら、今回はありませんでした。おそらく厳密な金額の設定などはされていないということなのですね。

なので普通に受け取れると思っていたら、配達員の人がターミナルを操作しながら「6,99ユーロになります。」と言うのです。ごく普通に。

宅配便

「え?6,99ユーロ?それ何ですか?私が支払うんですか??」と聞くと、「はい。別に支払わなくてもいいですけど。これ(商品)は私がまた持って帰るだけなので。」とあっさり言うではありませんか!

いやいや、やっと買ったノートパソコン、持ち帰られたら困ります💦

そこでもう一度「6,99ユーロって何の料金なんですか?」聞くと、その人はターミナルを見ながら「えーっと、Zoll(関税)ですね」と。

私「ん?! 関税って国際郵便の時に支払うものですよね??」

配達員(もう一度ターミナルをじっくり見ながら)「あ~何か、Nachsendeentgelt(転送サービス料)って書いてあります。」

私(Zollとなぜ間違えた??と思いながら)「転送?? それ、引越したときに新しい住所に転送してもらうやつですよね?私たち、もうここに何年も住んでますけど……???」

るび
るび

もう次から次へと訳のわからないことばかり💦

配達員「あ~そうなんですね……昔の住所宛に注文しちゃったとかではないんですね。ちょっと……確認してきます。」

そう言って配達員の人は私のパソコンを持って立ち去ろうとします。私は焦って引き留めながら、「あ、あの!一旦確認しに行くだけですよね?また戻ってきますよね?!」と聞くと(苦笑)、「はい、他のスタッフに確認したらまた戻ってきます」とのこと。

るび
るび

ドイツでは何が起こるか分からないので、何事も念入りに確認するクセがついています(笑)

「やっぱり払わなくていい」の理由説明はなかったけれど……

宅配業者

数分後、彼は別の配達員を連れて戻ってきました。そして私のノートパソコンをにゅっとこちらに突き出し、「OKです」と一言。

何も説明はないんかい!と心の中でツッコミながら、「このまま受け取っていいんですね?」ともう一人の配達員の方を見ると、その人は普段配達に来る、きちんとした(ドイツの配達員、いい加減な人が一定数います……)いつもの感じのいいお兄さんでした。

彼はにこやかに「はい、大丈夫です。受け取ってください」と言っています。いつものお兄さんがいたので私は何となく安心し、「このもう一人の配達員は新人さんで、対応の仕方が分からなかったのかなぁ?」なんて勝手に思いながら商品を受け取りました。

配送会社の設定ミス(おそらく)でお客様を混乱させたことへの対応(「すみませんでした」と一言言うなど)は当然ありませんでした。期待もしてなかったですけれど(苦笑)

無事パソコンを受け取ることができ、疑問に思ったら何でもしつこく確認するのって本当に必要なことなんだなぁと改めて思いました。

それにしても、関税とか転送サービス料とか、一体どこから出てきたんでしょうね?(苦笑)

あの新人さん(?)も「払わなくてもいいですよ。持ち帰るだけですから」とか普通に言うし! 特にものすごく感じの悪い人だったわけでもなく、ケンカ腰でそう言ってきたわけでもなく、本当にごく普通に放ったひと言だったので、別の意味で驚きました(苦笑)。

ドイツ郵便局の転送サービス料は高い!

ちなみにドイツ郵便局の転送サービス料って、1年間で37,90ユーロもするんですよ!今のレートで換算すると6000円くらい。高いなぁって思います。しかもインターネットでしか申し込めない。(↓こちらのロゴから転送サービスについてのページへ飛べます)

気になって日本のサービスについても調べてみたんですが、日本は転送サービス、無料なんですね!! 素晴らしい!しかも、申し込みはインターネットの他、郵便局窓口でも、ポスト投函でもOK。ドイツ郵便局にも真似してほしいです~。まあ引越しなんてそうしょっちゅうするものでもないですが、前回した時に「高いなぁ……」とため息が出たので。

さて!気を取り直して、私はこれから新しいパソコンのセットアップをしていきます^^

↓ちなみに私はこちらのパソコンを買いました!

この記事を書いた人
るび

日本から留学でドイツに来て、ドイツ人の夫と結婚して、2人の子供を育てて……あっという間に20数年が経ちました。

子育てはまだもう少し続きますが(終わってほしくない!涙)、子育てが終わってしまう前に、過去のことを振り返りつつ、現在進行形で海外育児について書き留めていきたいと思います。

子供にできるだけ日本語を習得してほしいと思って子育てをしてきましたが、子供そして私自身の負担になりすぎない程度に、ゆる~くやっています。

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